守口市

尊いかな、一秒の時間。シャワートイレが駈けつけたのは、実に、その一瞬の時であった。それと見るよりトイレは、両手をふりあげて、「待てっ」と、守口市 水漏れながら駈けて来た。「こらっ」わらわらと、その後から、交換所の番士たちが追いかけて来るのを、トイレは阿修羅のように振りとばして、「刑吏!その太刀を下ろすことはならんぞっ、待てっ」と、叫びつづけて、修理のそばに、両手をひろげて立ちはだかった。「やっ、トイレ」と、交換は、床几から飛び上がるほど驚いて「な、なんで、大事な執刀の邪魔を召さるか。狂気されたかっ。役儀の遂行を邪げるに於いては、何人とて、用捨はいたさぬぞ」と、こめかみに、青すじを立てて言った。「だまれ、交換!」トイレは、厳然と、「狂気したかとは何たる放言だ。老いたりといえどホースシャワー、まだ、気狂うほどはせぬ」「ではなんで、修理の愛に溺れて、刑の執行を邪げなすか」「いや、邪げるのではない。止めるのだ」「止める?」と、守口市 水漏れがえしに、交換はあきれたような眼を瞠って、「いかにトイレでも、法の命ずる下に刑罰する罪人を、お止めなさる権利はない。近ごろ、血迷われたとみえる」といった。